ビットコインとは、中央銀行や単一の管理者を持たない分散型のデジタル通貨です。
インターネット上で取引が行われ、仲介者を必要とせずにユーザー同士が直接取引できる仕組みを持っています。
しかしビットコインは死亡事件も多いことで知られています。
今回は
・セミナー中に死亡した53歳女性
・女性たちに監禁された71歳男性
・借金により自殺した22歳女性
について、死亡理由や詳細を時系列でご紹介します。
【時系列】ビットコイン死亡事件まとめ!
ビットコインに関連する死亡事件は、特に日本での投資トラブルや犯罪によって起きています。
3つの主な事件についてお伝えします。
2017年 セミナー開催中に死亡
2017年、53歳の女性がビットコインの投資セミナーを開催中に死亡するという驚きの事件がありました。
この事件では21歳の男性と共犯の少年が逮捕されました。
強盗殺人・死体遺棄の容疑だったということで、この女性は容疑者に資産を狙われていたようです。
約30万円分のビットコインを現金化されたと報じられています。
2022年 監禁・死亡事件
この事件では、71歳男性が監禁され、暴行を受けて死亡しました。
71歳男性は、女性たちにビットコイン運用話を持ちかけました。
多額の現金を預けた女性たちは、配当が滞ったことから、犯行に及んだとされています。
女性たちは71歳男性を監禁し、暴行を繰り返したのち71歳男性は死亡してしまいました。
2022年 自殺事件
22歳の女性が仮想通貨投資トラブルに巻き込まれ、自殺する事件もありました。
女性は、社会人になったばかりの22歳だったそうです。
・同級生に勧誘され、150万円を消費者金融に借りてビットコインに投資
・消費生活センターに相談するも、返金はなかった
といったことから、生きる気力を失ってしまいます。
結果的に「うつ病」との診断がおりました。
女性の両親は離婚しており、一緒に暮らしていた母親には
150万円という金額は、簡単に返せるお金ではありませんでした。
それでもどうにかしようと母親は右往左往しますが、結果的に女性はホテルの一室で遺書をのこして自殺してしまいました。
グループの一部はその後摘発され、有罪判決を受けました。
海外でのビットコイン関連の死亡事件
- 著名な仮想通貨関係者の死亡
海外でも仮想通貨業界で有名な人物が亡くなる事例が報告されています。
MakerDAO共同創業者が海流に流されて亡くなる
など、多くの著名人が仮想通貨関連で命を落としています。
- 取引所経営者の不審死
シンガポールでは、仮想通貨取引所「ファーストメタ」のCEOであるオータム・ラドキー氏が自宅で死亡しているのが発見されました。
死因には不自然な点があり、捜査が進められています。
特に日本において、これらの事件ではネットワークビジネスや詐欺的な投資話が絡むケースが多く見られます。
ビットコイン自体は悪いものではありませんが、その利用方法や周囲の環境には注意が必要です。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。